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、
昨日からモヤモヤしたものは晴れず、及川先輩に助けを求める始末。
しかし何て言ったって3年生の階。
緊張するのなんの。
(及川先輩通りがかれ！廊下を颯爽と！)
「お前何してんだ」
誰だ、私の邪魔をするのは。
訝しんで声を掛けてきた人を見れば、私以上に訝しんだ目をした一先輩がいた。
「…………一先輩！」
「待て、飛びかかるな！」
「い、いえっさー」
ピシッと指示通り気をつけをする体。
私は犬か。
「で、おめーは何してんだよ」
「一先輩に会いたいなぁって！」
及川先輩に別れる相談しにきました！なんて言えるか。
事は穏便に済まそう、穏便に。
「会いたい、って」
「はい」
「…んなの俺もだわ」
「なっ……！！」
照れ臭そうに言い捨てる一先輩に思わず私までもらい赤面。
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2017年7月17日 15時
