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さて、私は現在一先輩と帰らずに何をやってるかと言うと。













「ごめん、ちょっといい?」



「はい…………」












花巻さんに捕まっている。




そして流石に二の腕は……乙女と二の腕をしっかり掴むのはやめて下さい。














「岩泉の彼女のAちゃんで合ってるよな」



「あ、合ってます」



「…俺の勘違いじゃなきゃ君、及川ファンじゃなかった?」

















射抜くように鋭い瞳から目が離せず。



掴まれた二の腕は悲鳴をあげる。
















…………この人は、以前の私を知っている。



一先輩と付き合う前の私を。


















「そこんとこ、どうなの?」



「…合ってます」



「で、岩泉の彼女やってんの?」












固まる私に、大きな溜息を吐く花巻さん

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作者名:ただのルート | 作成日時:2017年7月17日 15時

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