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、
「で。岩ちゃんとは順調なの？」
「随一報告するんですか……」
「嫌？」
「全然全く。」
だって岩ちゃん教えてくれないし。と、頬を膨らませる及川先輩。ご馳走様です。
踊り場で私は密かに合掌。
「Aちゃん何やってんの？」
「いえ、ちょっと。」
いけない、いけない。欲望が漏れた。
少し反省。
「……えーっとですね、順調ではあると思います。はい。」
「そっか、なら良いんだけどね」
念を押すように「岩ちゃんをよろしくね」と言いながら私の頭を颯爽と撫でた及川先輩。
すぐに顔が熱くなる私は単純だ。
(あああ……私の彼氏は岩泉さんなのに！)
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2017年7月17日 15時
