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gr｢まぁ､あいつにとって俺等以外を敵だと思っているのかもしれんな｣
『気を許してくれるまで時間が掛かりそうですね』
これからの難題に少し頭を抱えてしまった｡
『えっと､狼の獣人さん?トントンさんの所に行きたいので､そっちに行っても宜しいでしょうか?』
tn｢その必要はあらへんで｣
os｢俺等がそっちに行くから〜｣
入口に影が差し込んだ｡
『トントンさん､マンちゃんは?』
tn｢骨に異常あらへんから大丈夫やで｣
『良かった』
会話をしつつ､2人は魔力と
tn｢シッマ､俺の魔力で水面に立てるようにしたから此方に来いや｣
未だに入口付近にいる狼に話し掛けると､A以外は信用出来るのか直ぐに水面に降りて彼女とゴブリンの間に入って牙を剥き出しにした｡
??｢ちょっと､コネシマさん!?｣
『良いのですよ､ゴブリンさん｡警戒するのも､解くのも狼の獣人さんの自由ですから』
??｢けど､助けに来てくれたのに……｣
『此処にいる皆が昔はそうでしたよ』
??｢えっ?｣
ゴブリンはAと狼以外に目をやった｡
gr｢俺は闇のオークションでコイツに買われてな､どんな酷い仕打ちをされるか警戒していた｡トン氏を救出してから名を名乗ったな｣
tn｢俺はとある貴族に買われて執事としてこき使われとったわ｡特に其処の娘さんに首を圧迫させるチョーカーを着けられとったから､首に何かを巻く事に抵抗があったな｡まぁ､今はこのマフラー凄く気に入っとるからな｣
os｢俺もグルッペン達以外は信用しとらんかったな｡信頼しとらんかったからこの子の心境が知りたくて､心の中を全て読み取る神通力を使うてしまってな〜｡結果､この子はとても優しくて立派な娘やって知った時はホンマ後悔したわ｣
懐かしむように昔話をするグルッペン達を狼は見上げていた｡
『さて､何時までも此処でお喋りする訳にもいきませんね｡屋敷に戻って2人に温かいご飯を作って上げないと……』
os｢今日のご飯は何〜?｣
『知り合いから鮭を頂いたので､鮭のホイル焼きにしようと……』
tn｢美味そうやけど､それやと温まらんとちゃうか?｣
『安心して､2人には鮭のお茶漬けにするから』
tn｢結局､鮭を使うんやな……｣
gr｢俺は食後のデザートが気になるな｣
『本当に甘い物がお好きですね』
.
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 0時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
シィ(プロフ) - 何度目か忘れてしまいましたが、毎回楽しく読ませてもらってます。あと一人っ！最推しを助けるところがみたいｯ！！楽しみにずっと待っています！！！ (10月13日 18時) (レス) @page14 id: 743ef32796 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑ちゃぬ - ｔｎさんとｔｎの絡みおもろｗｗｗ (6月18日 9時) (レス) @page14 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしてしまいました…!!安定にosmnが可愛い…(osmn最推し)更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年2月22日 23時) (レス) id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - すみませんがもう更新はされないのでしょうか？ (2023年1月4日 0時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年3月7日 9時
