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(アップデートによる不具合やバグできっと可笑しくなっちゃったのね｡可哀想に……直ぐに修正しないと……!)
自分思考で暴走していると物陰にいた者に彼女は気付いて､ニヤリと怪しく笑う｡
ｴｰｽ｢なぁ､物を出し入れしたあの技､もう1回!｣
『もうしません』
ｴｰｽ｢いいだろ､ちょっとくらい〜｡あっ､さっきの文字で俺の名前を書くだけでも……｣
そんな攻防を繰り返していると､突然蒼い炎が飛んできた｡
『きゃっ!』
ｴｰｽ｢うわっ!っと､危ねえ!｣
A達は何とか避けて､その蒼い炎が飛んできた方を見ると､昨晩入学式に乱入し火事を起こした黒猫の魔獣がいた｡
『貴方､昨晩の……』
ｴｰｽ｢昨日の狸!｣
ｸﾞﾘﾑ｢グリム様だ!いい加減､覚えるんだゾ!｣
『確か､学園から追い出されたのでは……』
ｸﾞﾘﾑ｢オレ様の手にかかれば忍び込むなんてチョロいチョロい｡それよりオマエ!｣
黒猫の魔獣─グリムは肉球の指でAを指差した｡
『えっ?私?』
ｸﾞﾘﾑ｢そうだゾ!オマエ､オレ様の事馬鹿にしたみたいだな!!｣
ｴｰｽ｢はぁ?Aは1度もお前の話をしてなかったぞ｣
ｸﾞﾘﾑ｢嘘を吐くんじゃないんだゾ!ふな"〜〜〜〜!!｣
そう言ってまた蒼い炎を吹いた｡
ｴｰｽ｢おっと､危ない｡それっ!｣
エースがAを守るように前に出て､胸ポケットからルビーのような紅い宝石が填まったペンを取り出して振るった｡
すると風が起こり､飛んでくるグリムの炎を曲げた｡
『風の魔法……?』
ｸﾞﾘﾑ｢コイツ､魔法でビュンビュン風を吹かせてくる!オレ様の炎が曲がっちまうんだゾ!｣
ｴｰｽ｢そんなへろへろの火の玉当たるかってーの｣
ｸﾞﾘﾑ｢何だと!覚悟するんだゾ!｣
『止めなさい!他の生徒に当たって問題を起こして退学するつもりですか!?』
声を張り上げるも聞こえていなかった｡
『仕方ない』
そう言って､彼女はマレウスから借りた式典服のローブを羽織り､インベントリを開いた｡
ｸﾞﾘﾑ｢くらえ!｣
ｴｰｽ｢そんなん風で矛先を変えれてやれば……｣
飛んできた炎を風で防ごうとすると､その炎に誰かが突っ込んだ｡
ｴｰｽ｢なっ!?人がっ!?｣
人に炎が当たった事に酷く驚き､周りにいた生徒も悲鳴を上げる者､声が出せない者､腰を抜かす者と様々いた｡
ｸﾞﾘﾑ｢オレ様は知らねーんだゾ!｣
こんな状態の中､グリムだけ颯爽と逃げてしまった｡
ｴｰｽ｢あっ!こら待て狸!兎に角､水を……｣
『その必要はありません』
.
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紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月7日 0時) (
レス) @page40 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - runvaさん» ありがとうございます｡自分のペースでこの作品を進めていきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年12月31日 14時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
runva - 初めまして。マインクラフターの皆さんが出ている作品で長めのものは少ないためありがたいです！ 四つ葉さんのペースで更新頑張ってください。応援しています。 (2021年12月31日 14時) (レス) id: b1b697b532 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます｡ゆっくりですが､頑張って更新していきますので､応援宜しくお願い致します｡ (2021年9月30日 18時) (レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして。面白いです。更新頑張ってください。応援しています。 (2021年9月30日 18時) (レス) @page9 id: 4b6a02972f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2021年9月25日 16時
