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『この量はかなりね｡これが少なくなったら駄目だからね?』
em「はーい」
『エーミール君が大きくなると魔力の量が変わるから､これはなくさないようにね?』
em「はーい」
『さぁ､これを持ったまま
先程の水晶を持ったまままた目を閉じてイメージした｡
em(
『エーミール君､目を開けて』
彼女の声が聞こえて目を開けると水晶の上に小さな火がイメージ通りにユラユラと揺れていた｡
em「出来たっ!」
『!!』
また感動していると火の勢いが増した｡
それに気が付いたAがエーミールが灯した火に手を
『常にイメージしないと今みたいになるから』
em「ご､ごめんなさい……」
下手をすれば書斎に火が移って
『でも初めてにしては上手に出来ていたよ』
em「ホンマですか……?」
『えぇ｡正直､そっちに吃驚したわ』
落ち込むエーミールにAは慰めるように､そして褒めるように彼の頭を撫でてあげる｡
『見て､エーミール君｡半分もあった水が少し減ったでしょ?魔力を使った証拠だよ』
em「ホンマや……」
半分程あった筈の水が半分以下になっていた｡
em「魔力ってどうやったらまた溜まるんですか?」
『大体は食事で溜まるよ｡無意識に食事を魔力に変換しているの』
em「そうなんや」
水晶をポケットに入れてノートに書き足していく｡
『基本は此処までね｡もっと魔力のイメージを教えたいけど､これ以上したら危ないから』
em「もっとやりたかった……」
『また今度ね｡次はこの本を持って外に行きましょう』
Aが手にした本は幻獣についての本だった｡
その本を持って書斎を出た｡
syp「何処か出掛けるんスか?」
廊下にショッピがいた｡
兄さんに頼まれたのか
『えぇ｡森に行ってくる』
syp「気を付けて下さい」
エーミールの手を引いて屋敷から外の森へ向かう｡
森の入口に立つと､エーミールの足が止まった｡
em「っ……」
『大丈夫?』
em「っ……Aさん､怖いです」
彼と目線を合わせるようにしゃがんで彼女は微笑んだ｡
『じゃあ､とある人物を呼ぶね?』
.
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四つ葉クローバー(プロフ) - Rainﾚｲﾝさん» 初の作品でしたからこんなものだと思いましたが,やはり悔しいですね.でも順位を気にせずお気に入りや評価をして気に入っていただける読者様がいらっしゃると思えば,自分にとって最高順位であります. (2020年6月7日 14時) (
レス) id: eb38c2033c (このIDを非表示/違反報告)
Rainﾚｲﾝ - え、過去最大30位？(;´･ω･)σ なにそれ･･･(*´∇｀*)ﾅﾆｿﾚｵｲｼｲﾉ? (2020年6月7日 13時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
猫城(プロフ) - 四つ葉クローバーさん» 魔嫁の世界観好きなので、こういう作品あるとテンション上がります(笑)これからも応援してます！ (2019年5月27日 12時) (レス) id: c9e0e83b86 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉クローバー(プロフ) - 猫城さん» はい､存じておりますが､人外とか幻獣とかはウツペディアで調べております｡ (2019年5月26日 23時) (レス) id: e3886e18fa (このIDを非表示/違反報告)
猫城(プロフ) - 四つ葉クローバーさん» もしかして、魔法使いの嫁知ってます？ (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9789a8f487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四つ葉クローバー | 作成日時：2018年12月19日 21時
