10話 ページ11
ついに夕餉の時間なので自己紹介をせねばなりません!もちろん5000ぱたーん考えてますよ?
「今日は、新しい刀剣を紹介しまーす!ほーら、入ってきてー」
あわわ、出来ますかね…?
『はっ、はいっ!』
障子を開け入る
色んな人に見られちゃってますね…と言うより刀なんですけどね…
失敗したら…ひぃいっ!考えるだけで震えます…
『わ、私は髪切Aですぅ!烏滸がましい事ですが…や、薬研さんと同じく医療に関しては詳しいので…ほ、本当に心から何卒よろしくお願いします…』
「ちょっと何かしら事情あるっぽいし気をつけてねー」
主様がそう言うと全員返事をした
事情があってすみません!
『あの、どこに座れば…』
「お好きなところでどーぞ!」
そ、それは大丈夫なんですか!?
あー、うー、えっと…
篭手切さん!と思ったけど江の方々と楽しそうにしてるのでダメですね…
「あ、こっちで食べよー!」
乱さん!!あなたは天使ですね!
『はいっ!喜んで!』
返事をし、乱さんの所へ行く
『お隣失礼しますねぇ、えへっ』
「あっ、そうだ!いち兄紹介するね!粟田口派の中で一つだけの太刀なんだ!」
『へぇ、そうなんですねぇ!凄いですぅ!』
「そう言って貰えて恐縮です。これからよろしくお願いしますね」
そう言ってこちらに微笑んだ
『は、はひぃ…』
ひぇっ、私と住む世界が違う…!!
皆さん顔良すぎて私生きていいか分かりません…!
「あっ、いち兄口説いてる〜!」
「えっちょっ…!?そんなつもりではっ!」
『えっ!?!?
み、みだれさん!?私みたいなのに一期さんの様なが口説いてるだなんてありえませんっ!!せ、せめてもっと素敵な方を口説くべきです!!私なんかに価値なんてないんですからぁ!!』
泣きながら叫んだ
声がでかかったようで全体に聞こえたようだ
ひえっ、ごめんなさいごめんなさい
うるさくてごめんなさい!!
「ごめんごめん!冗談だよ!」
可愛らしい声で冗談と言った
焦った…
私みたいな刀にあの様な素敵な方々が口説く方なんて事ある訳ありません…
『みだれさん…じ、冗談は程々にお願いしますぅ…。す、すみません一期さん…』
「い、いえ…こちらも悪かったですし…。そんな謝らないでくださいなA殿。改めてよろしくお願いしますね」
『は、はい…』
思わず、ろいやるおーらと呼ばれるものにびっくりしてしまった
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪 - 更新楽しみにしてます(●´▽`●)髪切ちゃん可愛い (2021年10月6日 0時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まつき | 作成日時:2021年7月31日 12時