46話 ページ46
『うっわ、なにこれ』
カフェからタクシーに乗って
急いで実家に来てみたけど
棚は倒れていて
皿は割れているし
何故かガラスの破片まで散らばっている
足の踏み場がない
こんな危ない所でお父さん達も生活しているのか
いや、さすがにお父さんとスンジさんはホテルかな
1週間しか過ごしていなかったから
うろ覚えだけど、多分ここがテヒョン君の部屋だろう
ノックして声をかけるが返事がない
寝ているのかなと思い
『テヒョン君、ごめん開けるね』
と一声かけて扉を開け部屋に入ったが
そこには誰もいなかった
代わりに床は沢山の羽で埋まっている
ベッドに枕がないから枕の羽だろう
『部屋間違えたかな？』
しょうがないから別の部屋に行こうと後ろを向くと
TH「……ヌナ？」
私が居ることが信じられないのか
目を大きく見開きドアを開けたまま固まってるテヒョン君がいた
というか部屋当たってたね
『テヒョン君、ごめ「ヌナァァァ！！」っうぐ』
急に突進してきたかと思ったら
私に抱きついてベッドに倒れ込んだ
頭の下に手を入れて衝撃を軽くしてくれたのは嬉しかったけど突進するのはやめようか
テヒョン君男の子だから結構痛いんだよね
TH「Aヌナごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい」
そう言って私に抱きついたまま謝ってくるテヒョン君
『テヒョン君、私も言いすぎた。ごめんね』
それを聞いてテヒョン君は首を振った
TH「ううん、僕が悪いから」
『それじゃあ、後で一緒に先輩に謝りに行こっか』
TH「それはいや」
なんでだよ
『テヒョン君、なんで私が怒ってるのか分かる？』
TH「…家の中ボロボロにしたから」
そうじゃねーよ
知らないふりしてるのバレバレだからね
『違うでしょ？先輩に「ヌナ、頭痛い」』
……そういえばテヒョン君風邪ひいてた！！
急いで腕から抜け出しテヒョン君をベッドの中に入れる
冷えピタや飲み物を持ってこようと
ドアの方に歩いたら
すごく大きな声で
TH「ヌナ！！どこ行くの！？捨てるの？僕のこと捨てるの！？やだ…やだやだやだ！！！」
そう言ってベッドから出ようとしているのを
なんとか落ち着かせて廊下に出た
ちなみに私のバッグは人質になりました
TH「ヌナこれないと困るんでしょ？ヌナが帰らないように僕が持ってる」
私のことを疑っているらしい
看病しに来たからそんなに早く帰らないんだけどな
まぁ、可愛いからOKです
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名前 - 青山って元担任と名前一緒だから笑ったww (2019年12月5日 22時) (
レス) id: 4828d3fec9 (このIDを非表示/違反報告)
バンタン(プロフ) - 廊下からホビホビ聞けるとか人生最高。破壊神と住めるとか最高。塩に爺と一緒とか幸せ過ぎて死ぬ。 (2018年9月27日 22時) (レス) id: c2f943b7be (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 糸お菓子さん» テンションが上がりすぎて久しぶりに破壊神になってしまったらしいです笑 (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - まうまうボンさん» ありがとうございます！基本的には主人公視点ですが、たまに姉視点や妹視点が入っています！何も書いていない所があるので分かりにくいですよね...。少し手直しさせていただきますね！おしえていただきありがとうございました！ (2018年8月16日 22時) (レス) id: faa4c428c6 (このIDを非表示/違反報告)
糸お菓子(プロフ) - 皿を三枚も割ってしまったwww (2018年8月16日 21時) (レス) id: 5b1588c375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2018年7月28日 22時
