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北山side


ちょうど俺を送ってくれるマネージャーが内田だったから、二人になった時に聞いてみた。


「なぁ、あの日さ鍵落ちてなかった?


俺ん家の鍵なだけど。」


運転をしてる内田に話しかけた。


「あ、あれ北山さんのでしたか。


…すみません、警察に持ってっちゃいました。


一言聞けばよかったですね、すみません。」



「いや、別にいいよ。

Aに渡してたやつだからさ。


今思うと、あいつが持ってなくて良かったって思うわ。


…じゃあさ、警察寄ってもらっていい?」



そういうと、わかりましたと言って向かってくれた。


警察署に連絡をして、鍵を取りに行く。





.




「ありがとうございました。」



渡された鍵。

たしかに俺の鍵。



…なんか、あの日のこと思い出したわ。



なぁ、どんな気待ちでこれを返したの?


本当に別れてもいいと思った?



どんどんネガティブになっていく俺を見て、内田が

「北山さん、北山さんがそんなんだったら上手く行きませんよ。

少なくとも、味方はたくさんいるんですから頑張りましょう。」


と言ってくれた。


「…ほんと何から何までやってもらって感謝しかねぇよ。


これ、息子さんにあげて。」


そういってたまたまもらったお菓子を渡した。


「ありがとうございます(笑)」



内田ってさ、俺の2個上で、結婚もして子供も小学生でさ。

仕事もできて性格も良くて。

本当に感謝しきれねーよ。




…元気でた。




ありがと。




あと1週間、

1週間したら逢えるんだ。



.

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設定タグ:北山宏光 , 横尾渉 , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:yun | 作成日時:2017年1月30日 21時

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