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北山side
横「二人出会うのはまずいじゃん。
だから俺んち。
あ、実家ね?俺の。」
って。
…ますますわかんないんですけどー!!!
「え?
俺、よこーさんの実家でAに会うわけ?
なんか、わけわかんなくね?」
横「だって俺らは兄貴たちも婚約してるし、隣同士だからまったく警戒されねーじゃん?
だからちょうど良くね?」
「まぁ確かにさ、ちょうどいいんだけど…。」
横「うちの親お前らのこと知ってるし、まずは気軽な感じで鍋とかさ(笑)
とりあえず会う機会作らないと次に進めなくね?」
そう言うよこーさん。
たしかにその通りなんだよ。
でも俺が突っかかってることわさ、よこーさんにそこまでしてもらっていいのかってこと。
こんなに頼っちゃっていいのかなって。
そしたら俺の気持ちがわかってるかのように、
「もっと頼れよ。
俺はお前もAも大切だから力になりたいだけ。」
っといってくれた。
素直に嬉しくて、少し涙が出た。
「ありがと。
俺さ、誰にも渡したくねぇわ。
記憶なくたって彼女だし。
一番大切だからさ。」
よこーさんが会う機会を作ってくれたら、あとは俺次第。
誰にも渡したくない。
離れたくない。
…離したくない。
もっと、そばにいたい。
横尾「うちはいつでもいいし、あいつも18時には仕事終わって帰ってると思うから。
俺らの予定次第、明日スケジュール確認して決めようぜ。」
「…あのさ、よこーさん。」
横「なに?
なんかあった?」
「…ありがと。」
横「どーいたしまして。(笑)
じゃあまた明日。」
「また明日。」
なぁ、A。
お前に俺の記憶がなくてもさ、俺の中ではお前との思い出で溢れてるの。
だからさ、もう一度俺を好きになって?
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作者名:yun | 作成日時:2017年1月30日 21時