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ずっとスマホを構っていたせいで目とか肩が疲れてきた。
リモコンをとろうとしてふと目に入ったきれいな字。
「…あ、北山さん、…じゃなくて宏くんの登録しなきゃ。」
その紙を手にとってIDと電話番号を登録。
数字やアルファベットでさえ綺麗な字をしてる。
…そういえばなんで北山さん、じゃなくて宏くんが来てくれたんだろう?
私たち接点なかったんだよね?
…あ、太ちゃんの代わりとか言ってたっけ?
そんなことを考えていたら、渉くんから返信が来た。
横「了解。
大輔には教えとく。
退院前に行くからわかったらすぐ連絡して。
しっかり飯たべろよ?」
だって。
またご飯の心配される私って、なんなの?(笑)
嫌味を込めて、ヒョロヒョロのごぼうのスタンプを送っといたら、怒ってるスタンプが返ってきた。
そうだ、宏くんになんか送っといた方がいいよね?
だって、私は知ってるから登録できたけど、あっちは誰だこいつ?ってなってるかもしれないし。
そう思ってまたメッセージ画面を開いた。
「鈴木Aです。
今日はアップルパイごちそうさまでした。
わざわざ来ていただいて、すみません…。
スマホ届いたので連絡しました。
本当にありがとうございました!」
っと。
送って数秒しか経ってないのに、既読がついた。
そしてまもなく返信も来て、
宏「登録ありがと。
連絡来ないかと思った(笑)
また絶対行くからね。
今からよこーさんとラジオ収録行ってきますー!」
って言葉と一緒にアニメのキャラの行ってきますというスタンプ。
「なんか、本当にこの人最年長なの?」
あった時思ったけど、渉くんより上ってことは、31以上ってことでしょ?
てっきり同い年くらいかと思ったからびっくり。
かおも幼く見えるし、ちょっとチャラそうだし。
「今度あったらいくつなのか聞いてみよ〜。」
そう思ってまた眠りについた。
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???『だーかーら、ちびって言うな。
俺は起きた時は185あるし!地面にめり・・・』
「ねえ。私がヒールはいてぬかしちゃうから隣で歩くの、嫌だったりする?」
???『別に嫌じゃないよ。
そんなこと気にしてたの?
ちびって言ってバカにしたと思ったら、ツンデレですか。
…かわいすぎ。』
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…はっ!
またあの人の夢を見た。
「……なんか、今日の夢はすごかったな。」
…身長が低い
優しいっと。
そうメモに書き足した。
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作者名:yun | 作成日時:2017年1月30日 21時