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北山side
とりあえず、連絡先教えて次の段階。
自分がこんなに一生懸命なのがびっくりする。
A「んー、わかりました!
なんて呼ぼう…。
みんなからはなんて呼ばれてるんですか?」
「んー、メンバーからはみつって呼ばれてるかなぁー。
あとはみっくんとか?」
「んー…。宏光なのに下のみつのほう使われるんですね(笑)
じゃあ私は、宏くんって呼びます!」
「「え???」」
宏くん??
隣のよこおさんもびっくりしてこっちを見ている。
…やべぇ、泣きそう。
「…うん、いいよ!
…普段あんまり呼ばれないから嬉しいや。
ありがとうね?
…ごめん、もう仕事行かなきゃ。
また来るね?もう退院してるかな?
…また、ね?」
A「はい。
今日はわざわざありがとうございました!」
そう言って俺は少し足早に病室から出た。
俺についてくるかのように、よこーさんもまたなと言って病室から出てきた。
「よこーさん…。
正直な感想いっていい?
…かなりキツかったわ。」
横「…うん。
よく頑張ったよ。」
「でもさー。
やっぱり会えてよかった。」
あの笑顔も話し方も、もちろん変わってないわけで。
1歩スタートできてとても嬉しかった。
「てかさー、まさかの宏くん呼びにはびっくりしたんだけど!!
もう、泣いていい俺?」
横「はは。あれはびっくりだったな。
てかさ、みつが最初にいった、友達になりません?ってのもびっくりしたんだけど。」
よこーさんがあれってわざと?って聞いくるから何のこと?ってききかえした。
あのとっさに出たヤツねー。
少しでも近づきたくて、今思えばナンパだよね。
そしたらよこーさんが、
横「あれ?みつ覚えてない?
初めてAに会った時さ、たまたまAが未来ちゃんと俺ん家にいて、お前も居てさ。
いきなりなんどけど友達になってってAにいってたじゃん。
…そしたらA昔聞いたことあるとかいうし。
俺はかなり興奮したぜ?
…ちゃんと頭のどこかにお前の記憶あるんだって思ってさ。」
なんて言うから、余計泣きそうになった。
…思い出した。
すげーかわいい子だから話しかけたんだ。
そん時も、Aは嫌な顔せずすぐにいいよ!って言ってくれたんだよなー。
…やばい。
今別れたばっかなのに、
もう一度会いたくなったわ。
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作者名:yun | 作成日時:2017年1月30日 21時