プロローグ ページ1
雲ひとつない空
柔らかく吹く風
私は自分の通っている高校の屋上に寝っ転がっている
本来なら立ち入り禁止で、鍵もかかっているのだが、高一の二学期のある放課後帰るのが面倒で学校を散歩していた時のことだった
四階の男子トイレに女の人が入っていくのが見えて驚いた私は少し男子トイレを覗いた
決してそう言う趣味があったわけではなく興味本位で覗いた
うちの学校のトイレはセンサーで電気がつくため、人がいれば電気がつくしいなくなれば電気は消える
覗いても仕切り的なのでなにも見えなかったが突然トイレの電気が消えた
『えっ』
女の人出てきてないのになんで?
誰もいないなら……、思った私は男子トイレに足を踏み入れた
電気がついて、当然中にあの女の人はいない
ドアを一つ一つ開けていくがやはり女の人はいない
一番奥のドアを開けた時、便器の隣にさらに小さな扉があるのが見えた
その日は気が進まなく、翌週の体育の時間に抜け出してその扉を開けてみるとそこにははしご
それを登っていくとここ、屋上に出たと言うわけだ
それからもともとサボりっぽかった私が悪化して今ではほとんど毎日毎時間を屋上で過ごしている
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シュガーソルトってい。(プロフ) - 蛍さん» ありがとうございます!!!ただ今作はすごく自信がないのでどうか期待せずに読んでいってください……笑 (2018年5月16日 19時) (レス) id: 5d8c6fa542 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - すごい面白いです!! (2018年5月15日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュガーソルトってい。 | 作成日時:2018年5月15日 0時