第四十話 心情 ページ42
太宰は何もできない。
其れは武装探偵社の人間で、政府を敵に回してはいけないから。
ポートマフィアにでも頼む?だが其れも意味がない。政府を敵に回して何のメリットもないから。
なら、誰がやったかバレないようにすれば……?
其れなら彼女を救える。
だがそれは彼女の為にはならないだろう。
最後に、君に一瞬でいいから会いたい。
この気持ちをもう一度だけでいいから、結ばれなくたっていいから、
君に伝えさせてくれよ────。
「────君は何時だって私の頭を悩ませる天才だ。」
太宰は、また嗤った。
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これにて前日譚編が終了致しました。
何故か本日だけで1000hitを超えてしまい頭を悩ませましたが、ここまで終わらせることが出来たのもひとえに皆様のお陰です。
キリも良いし、伏線の解説を入れようかと思うのですが、恐らく結構長くなります……
此処から物語を始めて本編に行っても、中途半端に続編へ移動しなければならないので、今から50ページまでを“解説と裏話と短いお話”で埋めようと思います。
もしキャラクター達に質問がありましたらその質問に答えますので良ければコメントをお願いします。
(例:天才の異能のヒント、綾辻先生は天才をどう思っている?等)
質問はいつでも受け付けていますので、是非2年後でも5年後でも聞いてください。
其れでは、次は伏線の解説となります。
良ければ見て行ってくれると嬉しいです……。
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蒼月(プロフ) - ┏( .-. ┏ ) ┓ウリャさん» コメントありがとうございます!面白いと言って下さりとても嬉しいです…!モチベが無くなっていた為、とても助かりました。王子さま良いですよね…私もこの本が大好きなんです…! (9月4日 17時) (レス) id: 371a01970c (このIDを非表示/違反報告)
┏( .-. ┏ ) ┓ウリャ - めっちゃ面白いです!!!しかも異能力名が自分もめっちゃ好きな本なので更に興奮(?)しました。有難う御座います!!! (9月4日 0時) (レス) id: 2c963f022d (このIDを非表示/違反報告)
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