人の温もりを知らない少女は…【おそ松さん】【トド松】

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とど松「君の名前は？」

とど松？さんが私に問いかけた。

私の名前？

そんなのあったけ…？

「…」

とど松「 どうしたの？」

「私…名前…無いの。」

全「え？」

私には名前があるんだろうけど…忘れてしまった。

長年、ゴミ・宇宙のチリとか言われたら忘れる忘れるものなのかな？

十四松「じゃあ、僕たちが名前考えてあげる！」

え？

十四松さんの一言で名前が一つずつ挙げられてく。






何だろう…

心が凄くポカポカする。

なにこれ…

でも。

凄く温かい。






十四松「決まったよ！君の名前はね…

Aだよ！」







また温かくなった…

おそ松「よろしくな！A！」





姉「よろしくね！ーーー！」






おそ松さんと姉の笑顔と声が私の中で重なった。







私は笑う事なんか忘れて上手く笑えてなかったかもしれないけど…

ここ二・三年で一番の笑顔を見せた。





皆も微笑んでまた

胸の奥が温かくなった。

．

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