人の温もりを知らない少女は…【おそ松さん】【トド松】

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トド松side

「Aちゃんは…！」

十四松「さっき散歩に行ったよ！」

まずい。

十四松「えっとね…公園に行くって！」

公園…！

「っ…！」

ドンッ！

おそ松「トド松…？」

ごめんおそ松兄さん。

でも今は謝る暇も無いんだ。

早く…早くAちゃんの所に行かなきゃ…

勢いよく、玄関を開けて公園に向かった。









「Aちゃーん！」

公園にはいない。




「やっぱり…手遅れだった。」

どうしよう。

せめておそ松兄さんにだけでも知らせないと。

？「誰〜！？Aにそっくりなんだけど！」

A？

それにあの声は…

動かなくなくなりそうな足を精一杯、運ぶ。





十四松「Aにそっくりだよね！」

十四松…兄さん？

「誰と…話してるの？」

僕の目に入った光景は信じられなかった。

十四松兄さんは【見えないなにか】と会話をしているのだ。

十四松「え？だってここに…」

「何もいないけど…？」

十四松「え！？君【幽霊】なの？」

幽霊？おばけ…なの？

そう意識した瞬間手足の震えが止まらなくなった。

まさか…こんな近くに霊感のある人がいたなんて…

衝撃だ。

十四松「え？僕の兄弟たちに話があるの？」

「は？」

十四松「いいよ！トド松、行こ！」

え…

「えーーーーー！」

僕の叫び声が世界中に響いたようなそんな気がした。

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