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14.ストイック ページ16
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ミストレside
「ったくあの先公…ッ」
彼奴に無理させやがって。
具合悪いって分かっててやらせんなよクソが。
そうやって、いつも通り心の中で毒を吐いた時
数人の女子が、
「ミストローネ君っ、お疲れ様ぁ〜♡」
と、非常に気持ち悪い笑顔を向けてきたので
ミストレは
人格スイッチを0.1秒の速さでON!に設定し、愛想良く手を振った。
そしてすぐ様、0.01秒で人格スイッチがOF!に設定し直された。
(彼奴も彼奴で、無理ばっかして…)
ストイックで真面目なのは認めるし、自分でも見習いたいと思う。
だが彼奴は夢中になりすぎて、自分か無理をしていることに気が付かない。
(シャワーしてから医務室行くか…)
溜息を吐いて、ドアに手を掛けた。
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作者名：月愛 | 作成日時：2017年2月19日 1時
