推しと家が近かった件について

第１８話 ページ19

「入って良いよ」と紫音くんが家に誘導する

「お邪魔しまーす」

「お！？めっちゃ綺麗！家とは大違い！」

「一言多いぞ」

お兄ちゃんッッ！
一言多いかもだけど事実なんだよッッ！

「あ、すんません」

一応謝る

「やっぱ2人とも面白いね」

「どこが？」

なぜこんなときだけ聞きたいぐらい声があった

ざっと見てみるとすごいシンプルな家
そして綺麗

「お兄ちゃん、この家泊まりたい」

冗談(ほんとは泊まりたい)のつもりでお兄ちゃんに言った

するとお兄ちゃん

「紫音ー。Aがお前んち泊まりたいって！」

「え？」
「え？」

いきなり言われたらそうなる
だけど！冗談で言ったのに！

「まぁ良いよ」

な、なんだこの神対応おばけ

「え？マジ？？」

「じゃあ今日泊まっていってよ」

「おっけ。じゃあ支度持ってくるで」

いや。お兄ちゃん進めないで
話が早い

「じゃあ行くよ！」

何故か元気

「は...はやっ」

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