第58話 ページ8
内務省を出た僕は1人であるく
時刻はいつの間にか00:24。
スーツから着替えた僕は私服(Tシャツ、パーカー、短パン)で街を歩く
スーツはクリーニングに出した。
クリーニングに出したスーツは家に届くようにしてくれてる。
と、話が逸れた。
僕は''ある人物''と会う約束をしたんだ。
待ち合わせ場所(噴水)に向かうとその人物は暇そうにベンチに座っていた。
『待たせてごめん。』
僕が声をかけるとその人はポッキーを咥えて僕を見てから「全く、Aはいつも遅い」と怒ってきた。
『ごめん、兄さん。』
そう、待たせていたのは兄の乱歩だ。
「で、Aから会いたいなんて珍しい。なんかあったの？」
片目を開いて僕を見ていた。
その表情は、【嘘を言っても直ぐに見抜くからね】と語っているようだった。
『分かってるよ…。今回は、兄さんに全て話すために来たの』
僕の言葉に兄さんはすごく嬉しそうな顔をした。
その後兄さんの家に向かった。
家に着いたら、兄さんは無言で僕を見てきた。
『兄さん、江戸川コナンって知ってる？』
僕の問に兄さんは眉間に皺を寄せた
「誰それ…」
やはりそうだった。
『うん、ごめん。分かってた…。』
僕はこめかみに手を当てる。
「で、それがなんなの？」
兄さんは
僕はそんな兄さんに苦笑いをした
『その少年を今監視してるんだ。』
僕の言葉に兄さんは首を傾げる。
「なんでそんな小学生の子守りをしてるの。しかも高校…いや、バイトまでしてるみたいだし。」
『え、待って。なんでそんなに…』
僕は兄さんの言葉に驚きが隠せないでいると
「Aから微かに珈琲の匂いがしたし、それに＿＿＿＿」
なんて詳しく
さすが兄さんだ。
そんな感心は、次の一言で恐怖になった。
「で、組織については何もわかってないの？」
『え、』
当たり前のように言ってきた。
辛い…。
『それはまだ何も…これから捜査する。』
僕の言葉に兄さんは少しだけ眉を下げた
「A…」
不安そうに僕の名前を呼ぶ兄さんに僕は
『大丈夫だよ、兄さん。僕は死なないから』
としか言えなかった。
微かに震えていた兄さんの手を握る
「わかってる。Aが強くなったのは…Aが変わったのは…でも、また僕の前から消えるのが耐えられない。」
兄さんが僕にずっと隠していた
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 文スト愛好家さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 作品面白いです！応援しています！更新頑張って下さい！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 776f0efcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時：2018年12月17日 2時
