第73話 ページ23
「まぁ、みんなはそう呼ばないでマスターと呼んでるよ」
そう言って苦笑いをしていた
「君はどうするの？」
『私は、
そう言うとマスターは少し驚いた顔をした。
Blue Moonとは
黒の組織に関係があるこの人ならそっちに驚いたのだろう。
まさか、幹部のGINを選ぶなんて正気じゃない。
が僕がこのBlue Moonを選んだのは別の理由。
カクテル言葉だ
Blue Moonのカクテル言葉は2つ
�狃侏茲覆ち蠱稔�
�犂饑廚陵輯境�
普通はBlue Moonは告白を断る際に用いたりする。が僕はこの�狃侏茲覆ち蠱稔瓩棒�入捜査をかけたのだ
黒の組織の
なんて言う命懸けの綱渡りだ
「Blue Moonか、君みたいに神秘的でいいね」
なんてマスターは言った。
それが本心か確かめる術はない。
その後簡単な説明を受けてから、予想通りカウンターに立たされていた
「そんなに固くならなくていいよ」
そんなことを言われ僕は苦笑いをした
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
店の扉が開いた
『「いらっしゃいませ」』
僕とマスターが言う
「あら、新人さん？」
大きなサングラスをかけた女性がカウンター席に座った
『はい、今日からです。』
僕が言うと少し怪しげに微笑まれた
「私は
『Blue Moonです。』
Vermouth、確か、組織の
そんなことを考えていると「Blue Moon、あなたのおすすめでカクテルを作ってちょうだい」なんて言われた。
その目には少しだけ疑いが見えた
彼女が組織の裏切り者ではないのは明白だ。
ここは疑われないように…
僕は躊躇うことなく大きめのタンブラーを用意した
そこに氷を入れカシスリキュールを入れてからソーダを入れマドラーで混ぜた
本当は、シェイカーなどを使った本格的なものがいいと思ったが僕はあえてこれを選んだ
『
Vermouthの前に置くと彼女はニヤリと妖しく笑った
「Blue Moon。あなたのこと気に入ったわ」
なんて言ってきた。
cassis sodaのカクテル言葉は�犁�方は魅力的��
こんな単純な言葉は口で言うよりこういう方が伝わることが多い
まぁ、相手がしってるかどうかが大事だけど
cassis sodaを飲み干してからVermouthは会計をして出ていった
その後マスターに「お疲れ様」と言われた
仕事は終わり家路につく
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りん@ログインできなくなった作者(プロフ) - 文スト愛好家さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。頑張ります！ (2018年12月24日 21時) (
レス) id: d62f71741d (このIDを非表示/違反報告)
文スト愛好家 - 作品面白いです！応援しています！更新頑張って下さい！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 776f0efcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん@ログインできなくなった作者 | 作成日時：2018年12月17日 2時
