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「面倒事寄越しやがって......」
火がついた煙草を咥え文句を口にする土方。
周りは花見の客で賑わっていた。
朝イチに真選組屯所へと訪れた松平片栗虎。
何を言い出すのかと思えば将軍が花見をしたいと言い出したので真選組総出で護衛しろとの命令。
そして花見は今日やると唐突に決まったのだ。
無茶苦茶な命令だが、銃口を向けられた近藤が断れる訳もなく今こうして護衛にあたっている。
「折角の花見に副流煙撒き散らさないで貰えやすかい?土方さん」
「総悟テメェ、その手に持ってるのは何だ」
「何って団子でさァ。目もおかしくなりやしたか」
「団子はわかんだよ!!呑気に花見楽しんでんじゃねェよ!!!!たくっ......」
将軍たちのいる方へ目を向ければある女が目に入った。
全身黒で身を包み、そよ姫と会話を交わしている。
「桜木A。将軍専属の護衛でさァ」
「フッ...女に護られるなんざごめんだな」
一国の主が女に護られてるなんて...と口にした土方。
するとその瞬間______シュパンッと土方の前に一刀の刀が刺さる。
顔スレスレに突き刺さった刀に驚く土方と沖田。
刀が飛んできた方を見ればそこには噂の女護衛。
『すみません手が滑ちゃって』
「何がァ?!思いっきし自分の意思で抜刀したよね?!反省の色見えてねェもん!!!!」
「いやー、うちの土方がすいやせん」
「何ちゃっかり呼び捨てにしてんだよ!!!!」
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^o^ (2021年8月30日 14時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - 続き楽しみにしてます! (2021年6月4日 19時) (レス) id: ba6bb74d2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年5月23日 20時