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Aside
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『ほらほら、もう言い合いはよしましょう?』
銀時と十四郎を引き剥がし落ち着かせる。
似た者同士、やっぱり喧嘩するのね。
こんなこと本人たちに言ったら怒られそうだけど。
『相変わらずその天パと死んだ魚の目は変わらないね』
銀時「お洒落パーマだ、お·しゃ·れ。それに俺の瞳はいざと言うとき輝くんだよ。」
死ぬほどストパに憧れてたくせに。
それに長いこと死なせたままにしてると輝き方忘れるわ。
銀時「心の中で悪口言ったろ」
『口には出てないわ』
銀時「やっぱり言ってんだろ!?」
本当に銀時は変わらないわね。
いつまでもそのままで変わらないで居てね、なんて伝えることは出来ないから懐かしんで微笑むのは許してほしい。
私が微笑んだ瞬間、銀時は一瞬目を見開いた。
すると銀時は私の黒い隊服を見る。
銀時「どういった経緯で税金泥棒になったかは分からねェが多串くんに手出されないように気をつけるんだぞ」
土方「なに人聞き悪ぃこと言ってんだ」
銀時はそう言って私たちに背を向けると片手を上げ立ち去る。
銀時「ま、頑張れや。今度うちに来いよ」
その後ろ姿を見送ると十四郎が呆れた顔で煙草を出て言う。
土方「昔からあの馬鹿はああなのか?」
『ふふ、昔から天パよ〜』
土方「はぁ...そろそろ帰るか」
まさかこの町に居るなんてね。
あの人も元気だろうか、と町に張り出されている指名手配犯の顔写真を横目に通り過ぎた。
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RIO - 更新待ってます!! (2022年4月14日 23時) (レス) @page22 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年5月20日 9時