◎かつての盟友 ページ4
黒い隊服を着た男女がかぶきの町を歩いていた。
その2人を見かけるなり
「Aちゃん帰って来たんだね!」
「またうちの店に来てくれよ!」
などと声をかけられていた。
どれほど彼女の存在が大きいものだったのかが見て取れる。
『十四郎と2人で見回りなんて久しぶりね』
土方「長期出張してたんだ。迷子になられたら大変だからな」
『そんな直ぐには忘れないわよ』
子供扱いをしてきた事に不満げにするAを見てフッ、と笑うと「どうだかな」っと返す土方。
しばらく歩いているとAはとある看板を見上げ立ち止まる。
『こんな建物あったかしら』
土方「あ?......ゲッ...」
『万事屋なんてあるのね』
”万事屋銀ちゃん”
Aが見上げたのは看板にはそう書かれていた。
土方は何も考えずに万事屋の前を通ってしまった事に落胆した。
土方「A、あれは関わらねぇ方がいいぞ。あの店はろくな奴がいねェ」
そう言って煙草を咥え火をつけた瞬間だった。
銀時「なぁに人ん店の前で悪態ついてんだよ多串くん」
土方「よ、万事屋......」
後ろから現れたのは噂の万事屋を経営している坂田銀時。
土方とは何かと合わないようでよく対立している。
銀時「真昼間から女連れてお散歩ですか?良いご身分で」
土方「見回りだ!見回り!それにAは______」
銀時「ん?A?」
Aの名前に銀時が反応した瞬間、土方はしまった...とまた落胆したのであった。
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RIO - 更新待ってます!! (2022年4月14日 23時) (レス) @page22 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2021年5月20日 9時