命の帳.壱【呪術廻戦】 (ページ7)

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＊ページ7

五条｢生徒と妻の前なんでね｣

五条｢カッコつけさせてもらうよ｣
宿儺｢!!!｣

______バキッ!!!ダダンッ!!!!!!

素早い動きで宿儺からの攻撃をかわし、首筋に強烈な一撃を与えた五条。

宿儺｢まったくいつの時代でも厄介なものだな、呪術師は｣

拳を握りしめる宿儺。
そして目に映ったのは女______
傷を負った伏黒を支えるAの姿だ。

宿儺｢(これまでに見ない別嬪だな)｣
五条｢人の奥さんそんなに見ないでくれる？｣

Aは手元の腕時計に目をやる。
秒針が進んでいく。

7

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8

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9

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五条｢そろそろかな｣
虎杖｢！｣
『ちゃんと制御出来てる...』

頭の中で宿儺の声が煩いという虎杖だが、それで済んでること事態が奇跡なのだ。
強力な呪いを口にして生きてるのだから。

すると五条は虎杖の額にトン______と触れた。
ガクンと気絶した虎杖を｢重っ｣と言いながら支える。

目覚めた時、宿儺に体を奪われていなかったら器の可能性がある。
すると五条は人差し指を立て、伏黒へと質問する。

五条｢さて、ここでクエスチョン！彼をどうするべきかな？｣
伏黒｢......仮に器だとしても呪術規定にのっとれば死刑対象です｣

伏黒｢でも死なせたくありません！｣
『恵......』

恵が会って間も無い虎杖の事を思って...と成長に感動するA。
それもそのはず、彼女は小さい頃から恵の面倒を見てきたのだから。

親心的な母性的な何かが彼女にはあるのだ。

五条｢私情？｣
伏黒｢私情です。何とかしてください｣

五条｢可愛い生徒の頼みだ任せなさい！｣