Ep.38 ページ38
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" 好き "
そう聞こえたのはわたしの空耳？
『 へ？ 』
先輩を見れば 、夜空に咲き誇る花火なんか
余所にわたしを見ている
優斗「 俺 、Aちゃんが好き 。
初めて見た時 、すっげぇ可愛いって思って 」
じっと真剣な顔つきの先輩の目を見てると
目が逸らせないくらい離れなくて
気づけば花火大会は終盤に向かって
大輪の花火は段々と小さく沢山と咲いていた
優斗「 一目惚れ 、って存在するんだ 、って 。
俺 、ほんとにAちゃんが好きで
しょうがなくて 。Aちゃんが『 先輩 』って
呼んでくれるの 、ほんと嬉しいんだ 」
先輩はしっかりとわたしの目を見て話してくれる
優斗「 俺さ 、頼りないと思う 。
馬鹿だし 、勉強できないし 、野球ばっかで
女心とかも全然わかんないし 笑
だけど 、Aちゃんへの気持ちは
誰にも負けないつもり 」
これから何を言われるのか 、想像がついたのか
無意識に唾をひとつ飲んだ
優斗「 Aちゃん 、俺と付き合ってください 」
嘘だ 、きっとわたしは夢を見てるんだ
先輩がわたしを？好き？
これはきっと夢＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そう思って頬をつねってみるものの
痛みがほんのり走る
『 いったい… 』
優斗「 ふっ 、何してんの？笑
自分で自分のほっぺつねるとか痛いでしょ？ 」
『 いや 、えっと 、夢 、かなって 』
優斗「 夢？ 」
『 夢じゃなくてリアルですか？ 』
優斗「 ふっ 、あははははは 笑
やっぱAちゃんって面白いわ 笑 」
返事は？って先輩が頭を傾げて聞いてくる
『 夢じゃないんですよね？ 』
優斗「 うん 」
『 わたしでいいんですか？ 』
優斗「 うん 。Aちゃんじゃないと嫌なの 」
『 わ 、わたしも好きです 。先輩のこと 。
わたしで良ければ付き合ってください 』
優斗「 うん 、笑 」
恥ずかしくなってつけていたお面を急いで被った
優斗「 もうなんで顔隠しちゃうの？笑 」
先輩は分かりきってるかのようにお面を被って
くっつけてきた
優斗「 今日は我慢する 笑 」
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みおっち - やっぱり、ユウピの私服は、ボーダーなのね笑 (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 85832c76d8 (このIDを非表示/違反報告)
na(プロフ) - このお話大好きなので、更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2018年1月14日 23時) (レス) id: 525af4f17e (このIDを非表示/違反報告)
空 - 毎回楽しく拝見させていただいています！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月25日 0時) (レス) id: 770563d284 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 先輩大好きなんですけど・・・想いがつたわりません・・・。この小説はキュンキュンしちゃいます！ (2017年11月7日 21時) (レス) id: 2d001989db (このIDを非表示/違反報告)
くんさん(プロフ) - 凄く面白かったです！！是非これからも頑張ってください。私も小説書いているので、興味があれば是非見てくれると嬉しいです！仲良くしてください (2017年11月6日 22時) (レス) id: 8759a696d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2017年11月6日 13時
