〇 ページ11
．
4話ほど連続で全て作間くんsideです。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Ryuto side
蒼弥「 俺さ、作間くんがずっと憎かった。恨んでた。俺からAを奪ったあの日、そんなにAが欲しいがために、あんな手使ってまでしたかった事なの？ 」
「 俺は、Aを愛してる。初めてAに会った時、学部も名前もわからないAに出会った時、運命だと思った。普段は自分から滅多に声なんて掛けないのに、ここ広いからわかんないよね、ってそんな他愛のない話から始まって嬉しかった。」
「 Aと話すようになってからすぐ、猪狩くんの話を聞かされた。」
**
『 ねぇねぇ、男の人って誕生日に何あげたら喜ぶのかな？ 』
「 えぇ？、そうだな、、一緒に居れるだけで幸せなんじゃないかな？ 」
『 一緒にいるだけって、プレゼントの相談してるのに？笑 』
そうやってクスクスと笑った君。
もうすぐ俺の誕生日。だからサプライズプレゼント、なんてあったり……？
そう思ってたのに、、
『 もうすぐね、彼氏の誕生日なの。……あ、さくちゃんの10日前！ 』
彼氏、？
雷を頭上に落とされた気分だった。
「 彼氏、、いたんだ…… 」
『 うん、遠距離なんだけどね。地方の大学に行ってて、たまにしか会えないんだけど、彼の誕生日に会うの 』
「 そうなんだ。じゃあ喜んでもらわないとね 」
『 うん！ 』
他の誰かを想って悩む君は可愛くて、でもその他の誰かが羨ましくて仕方なかった。
なんでこんなに距離は近いのに、心は遠いのだろうか。
考えるだけで頭と心が殺られそうだ。
そこから俺はいろんな手を使って、Aの彼氏を調べ上げた。
どこのどの大学かは、Aの口から聞き出して、その他の情報は彼女と同じ高校に通っていた奴らに聞いた。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハル(プロフ) - ずっとずっと続きが気になってたので読めて嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年12月16日 22時) (
レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷちまる(プロフ) - Mirukyさん» コメントありがとうございます！新作の方もこちらの作品も引き続き、よろしくお願いします！ (2018年10月29日 0時) (レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
Miruky(プロフ) - 作品読まさせていただいてます！新作の方も見ようと思っています。忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2018年10月27日 0時) (レス) id: 7712cdd349 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷちまる | 作成日時：2018年10月16日 23時
