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Ryuto side
あれから2年が経った。
家に居た紫苑は保育園に入って、Aは派遣としてまたキャリアウーマンになった。
俺はというと、相変わらずいつもの部署で新入社員の教育係を任せられている。
〈 あの、作間さん。これ、、ちょっとよくわかんなくて…… 〉
「 ……前も説明したよね？覚えてないの？ 」
〈 すいません！もう一度お願いします！お昼奢りますから！ 〉
「 ……お昼はいい。俺、弁当だから。この部分をExcelに……って、君のパソコンでやった方が説明しやすいよね 」
〈 あ、ありがとうございます！ 〉
なんとか理解して仕事に取り組んでくれた新入社員くん。
お昼奢りますから、と頑なに言われたけれど、俺にはAが作ってくれた弁当がある。
そんな新人くんには、懐かれたらしく……
〈 作間さん！お昼1人じゃ寂しいでしょ？僕も一緒に食べていいですか？ 〉
「 は？別に寂しくな…〈 えっ！めっちゃ美味そうじゃないですか！奥さんですか？ 〉」
いいなぁ〜、なんて羨ましがる新人くんに、結局2人で食べることになった。
そんな事を帰ってAに言った。
『 いいじゃない。龍斗くんにもいい後輩くんが出来たんだね 』
「 そうじゃないじゃん。Aの卵焼き奪われたんだよ？俺の大事な卵焼き！ 」
『 もう卵焼きならいつでも作るのに。なんなら明日から卵焼き多めに入れてあげようか？ 』
「 ちがうの、Aの卵焼きは俺だけが食べたいの 」
そう話していたら、今度は紫苑が入ってきた。
紫苑「 しぃもママのたまごやき食べたい！ 」
『 えぇ〜、じゃあ今から卵焼き作ろうか？ 』
「｢ うん！ ｣」
『 もう、パパもしぃちゃんも我儘なんだから笑 』
そう言うAに、しぃと一緒に顔を見合わせて笑った。
『 はい、卵焼き 』
そう出てきた卵焼きに、しぃと2人でいただきます！と一掴みする。
「 美味っ！ 」
紫苑「 ママのたまごやき美味しい！好き！ 」
『 ふふっ、ありがとう 』
ずっとこの日々が永遠に続きますように＿＿＿＿
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ハル(プロフ) - ずっとずっと続きが気になってたので読めて嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年12月16日 22時) (
レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷちまる(プロフ) - Mirukyさん» コメントありがとうございます！新作の方もこちらの作品も引き続き、よろしくお願いします！ (2018年10月29日 0時) (レス) id: 410c5672ce (このIDを非表示/違反報告)
Miruky(プロフ) - 作品読まさせていただいてます！新作の方も見ようと思っています。忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！ (2018年10月27日 0時) (レス) id: 7712cdd349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちまる | 作成日時：2018年10月16日 23時
