あの、あなたに恋していいですか？① (ページ21)

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葵の悩みページ21

葵は無我夢中で帰っていた。気づくと春風の前に立っていた。
葵はそのまま自分の部屋に入った。

『はぁー。どうして私、流唯にあんなこと言っちゃたんだろう。疲れてるのかなぁー？今までだって言ったことないのに…』

ガラガラ

『誰だろう…ま、お客さんかな…』

日「すみません」

母「はい。」

日「葵、いますか？」

母「いると思うけど疲れてるのか部屋から出てこないのよ。」

日「そうなんですか。なら、私が行きますよ。部屋はどこですか？」

母「ありがとう。葵の部屋は2階よ。」

日奈は葵の母に教えてもらった通り、2階の葵の部屋に向かった。

トントントン

日(あ、ここだ。よし！驚かすぞー！

その頃葵は、階段の音で気が付き扉に向かった。

ガチャ

日「！！」
『！！』

日「葵？！」
『日奈？！』

『「あはははは。」』

『日奈は要するに、扉を開けて私をおどろかあそうとしたら逆に驚いたと。』

日「うん。お母さんに聞いて元気がないって入ってたから」

『ありがとう…でも元気がなかったのは…悩んでたからなの』

日「悩んでた？葵が」

『うん…しかも少し前に喧嘩になっちゃって…』

日「そうなんだ。」

『しかも、言っちゃたんだ…』

日「何を？」

『私の前で他の女子と話さないで！って』

日「…なら素直に謝ろう？私もついていくしさ。」

『そうしたいんだけど…流唯と連絡が付かなくて…』

日「なら私に任せて！」

『？』

そういうと日奈は携帯を取り出し誰かに電話し出した。葵は、びっくりしてただ日奈を見つめているしか出来なかった。