コイスルオトメ

episode 33 ページ34

玲於｢何で耳塞いでんの｣


『あーの、それは…
あ、始まりますよっ』





よかった、話、、逸れたかな









GENEのテレビを見ている時に
隣にGENEのメンバーが居る、、


なんて、そんなの普通じゃないよ、、









玲於くんも、自分が出てる番組、見るんだ…

涼太くんも見てるのかな？









玲於｢なあ、｣


『はいっ』


玲於｢終わったけど｣


『え、』





ぼーっとしてて、全然見てなかった…


正確にはぼーっとしてて、じゃなくて
玲於くんとか涼太くんのこと、考えてたんだけど









玲於｢俺、風呂入ってくるわ
ゆっくりしてて｣


『え、私、帰り…』


玲於｢今日泊まって｣


『でも…』


玲於｢明日学校ないんでしょ｣


『…、はい』




それ言われたら言い返せないじゃん？






玲於くんと一緒に居る、ってだけで
やばいのに

玲於くんと話してるだけで本当はやばいことなのに



なんか段々普通になっていってしまっていて…







『だめだよね、こんなの』






私はただのファン









玲於くんに近付く権利なんてない






寧ろ泊まったりなんかしたら…

もしもそれが世間にバレたら？




玲於くんやGENEに迷惑がかかってしまう









Mステ、さっき見れてないから…

それだけ見て帰ろう




メモか何か残して帰ったらそれでいい









『はぁ、やっぱりかっこいいな…』









涼太くんはどうしてこんなにかっこいいの？



人間国宝、、、






涼太くんに、、会いたいな

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