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『これ、付けますか?』
服が汚れるといけないからって貸してくれた紺色のエプロン
もちろんAさんも私服のままだから、同じようにエプロンを付けている
『よし、始めましょう』
緩くひとつに纏められた髪は、事務所にいる時とはまた違った雰囲気で
あーもう、こういうのひとつひとつにドキドキさせられる
「何作るんですか?」
『何だと思いますか?』
「えーっと、ハンバーグ?とか?」
『え!!』
「え、?」
『すごい、大正解です!』
「まじっすか」
『なんで分かったんですか?』
「直感?」
『すごいですね、長谷川さんエスパーだ〜』
ニコニコしながら冷蔵庫から材料を取り出すAさんを見ていると、自然と頬が緩む
『これ、お願いしてもいいですか?』
「はーい」
なんかこの感じ夫婦みたいじゃない?なんて。
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作者名:檸檬 | 作成日時:2022年7月17日 23時