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38. ページ41














『これ、付けますか?』




服が汚れるといけないからって貸してくれた紺色のエプロン


もちろんAさんも私服のままだから、同じようにエプロンを付けている









『よし、始めましょう』




緩くひとつに纏められた髪は、事務所にいる時とはまた違った雰囲気で

あーもう、こういうのひとつひとつにドキドキさせられる










「何作るんですか?」


『何だと思いますか?』


「えーっと、ハンバーグ?とか?」


『え!!』


「え、?」


『すごい、大正解です!』


「まじっすか」


『なんで分かったんですか?』


「直感?」


『すごいですね、長谷川さんエスパーだ〜』







ニコニコしながら冷蔵庫から材料を取り出すAさんを見ていると、自然と頬が緩む













『これ、お願いしてもいいですか?』


「はーい」




なんかこの感じ夫婦みたいじゃない?なんて。














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作者名:檸檬 | 作成日時:2022年7月17日 23時

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