幼い頃の王子様 (ページ4)

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あれから家に帰って、1人で大泣きした。
でも自分が思ってることを伝えようって思っても
うまく文章がまとまらないし言えなかった。

優香にも話したけど、
優香は優しく聞いてくれて、

「元太くんのおかげで自分のダメなところ

　わかったんだからさ、次に活かしなさい！ね！」

そう言ってくれて、まだ未練があるけど
前に進もうかなって少し思えた。

あの日以来、元太からの連絡はもちろんない。
なにしてるんだろう、

なんて考えちゃダメだよね、きりかえなきゃ。
と自分に言い聞かせる毎日だ。

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はあーー！やっとお昼だあ！
おなかすいたなあ、っておもってたら

優「 A！お昼だよ！一緒に食べよ」

優香がきてくれた

『たべる〜！なににしよっか？』

私ここ行きたいんだよね〜って
職場の近くのカフェの写真見せてくれて
そこにいくことにした。

優「どう〜？最近、なんかいいことあった？(笑)」

『ないってわかってて聞いてるでしょそれ(笑)

　あ、でもね、一つ気になることあるかも』

優「え！なになに？！聞かせなさいよ」

『なんかね、本当にたまに見る夢なんだけど、

　小さい頃に、ある男の子からむかえにいくねって

　言われてる可愛い約束してる夢を見るんだよね』

その男の子が誰か気になって...と話すと

優「その人がAの運命の人なんじゃない〜？(笑)

　まっ、わかんないけど、運命の人なら必ず会えるよ」

私も気になっちゃうな〜なんて笑いながらいう優香

優「そういえば！朝打ち合わせでさ、サラッと聞こえたんだけど

　明日、中途で社員入ってくるらしいよ。」

『え、急じゃない？！そんなことあるんだ』

優「なんか海外から来るみたいでさ、だから今らしいよ、

　わかんないけど、いい出会いになるんじゃない〜？！(笑) 」

『ちょっと、からかわないでよ〜！』

と、笑いながら休憩が終わり、仕事に戻った。

色々考えたたらあっという間に仕事も終わった。

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