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もう既に中島先輩がロビーのソファーに座ってスマホをいじって待っていた。
「あ、！遅れてすみません、！」
健人「あ、大丈夫だよ。
じゃー、行こっか。」
「あれ…他の皆さんは……」
健人「みんな外で待ってる！」
私が最後だったのか…
みんな待たせちゃった、申し訳ない。
健人「そんな暗い顔しないで？」
「……は！」
健人「今は楽しもう？ほら、行くよ！」
中島先輩に手を引かれ 外に出た。
私の夏がやっと始まりそうだ。
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風磨「ふぅ、食った食った」
「中島先輩なんであんな美味しいお店知ってたんですか！？」
健人「えぇ〜？それは秘密〜」
風磨「めっちゃ下調べしてたんだろ」
健人「ちょ！それは言わない約束！」
なんだかんだ言って 菊池先輩も楽しそう。
なんか、子供同士で来るこういうところって楽しいよね。
合宿じゃなくて、ほんと修学旅行みたい。笑
お昼ご飯は海鮮のお店でめちゃくちゃ美味しいお刺身をたらふく食べた。
夜は旅館のご馳走だって…
なにそれ、幸せすぎる！！
お昼ご飯を食べて、やっと今回の目玉 海へやって来ました！！
健人「やばい！！これは絵になる！
ほら、Aちゃんこっち向いて！」
「え？」
中島先輩の方を振り向けば、パシャっと1枚撮られた。
いつの間にかカメラを構えてる中島先輩
うわ、不意打ち写真だ……
1番ブスなやつ…
「ちょ、中島先輩！なんか言ってくださいよ！
不意打ちずるいです！」
風磨「はいちーず、」
「え？」
今度は反対側から。
風磨「んふ、撮れた。」
やられた…
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年11月25日 23時
