2 青春フィルム (ページ6)

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健人「着いたぁぁぁぁ」

2時間10分ほどバスに揺られ東京から少し離れた海の町に到着。

バスを降りると目の前には青色の綺麗な海が広がっていた。

この景色今すぐにでも写真撮りたいくらい。

健人「ここが俺たちの泊まる旅館ね」

「おお、なんかすごい……」

外観はめちゃくちゃ綺麗だし、説明するならばジブリのあの映画に出てきそうな旅館だ。

温泉とかあるのかな！？

風磨「今回もすごいところ予約しましたねー、中島さんは」

健人「せっかくの旅行だよ！？」

風磨「いやもう、旅行になってますやん。」

健人「みんなカモン！」

テンションずっと高いなー笑

旅館に入ってチェックインを済ませたら自分の部屋に荷物を置いてロビー集合と言われた。

今からちょっと歩いたところにあるご飯屋さんでお昼ご飯を食べて、そのあとは海に写真撮りに行くらしい。

当然ながら部員に女は私一人しかおらず、一人部屋

さすがに顧問と同部屋はきついから、別々に。

でも、なんか一人って寂しい。

「ここか…」

私の横の部屋何個かが男子達の部屋らしい。

さっき貰った鍵で部屋の中に入る。

「え、すごい……」

入ってきて 1番最初に目に入った大きな窓からは綺麗な海

今日は天気もいいから、綺麗な青が際立ってる。

最高じゃん！

まじで中島先輩神だ。

スーツケースを部屋の端っこに置いて、リュックの中に入れていたカメラを取り出す。

一応、ポートレートとかもしたいから広角レンズと単焦点レンズ2つ持っていこーっと。

トートバッグくらいの大きなのものにカメラやらスマホやら財布やらを入れ替えて 1階のロビーへ向かう。

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