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仮面の男 ページ38

その後は何も起きず、只管3人で山道を登っていく。
先程の襲撃のせいで七海君はピリピリとしているし、五条君も口笛を吹いてスキップしながら歩いてはいるが、彼から放たれている冷たい空気は察知している。

「……お!お社見えたよ!」
五条君のその言葉に顔をあげると、そこには良く言えば歴史のある、悪く言えばボロい神社があった。

「……此処に百々目鬼の本体の目玉が…」

「まだ確証はありませんがね」

七海君はそういうとさっさと行ってしまった。見えた鳥居に書かれた神社の名前は百目神社。以下にも呪物が保管されていそうな名前である。
私も七海君の後を追おうと、鳥居の中に入ろうとした瞬間だった。

「危ない!!」

五条君が私に手を伸ばした。何故危ないのか、頭にクエスチョンマークが着いた。
しかし、私の意識は強制的にシャットアウトされ、それ以降は分からなかった。


1つ言える事は、私が最後に見たのは五条君の焦った顔でも、七海君の驚いた顔でもなく、私の背後に立った単眼の仮面を被った男のほくそ笑む顔だった。

戦闘準備→←私達への牽制



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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 途中で力尽きたらごめん   
作品ジャンル:アニメ
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数学(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます!!すぐに直させて頂きますm(*_ _)m (2021年3月1日 8時) (レス) id: 854f7b158c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 26ペン 七海健人 ではなく 七海建人 です。 (2021年3月1日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
数学(プロフ) - shinox2さん» 全然大丈夫ですよ〜!!また読めない漢字等ありましたら何時でも質問して下さいね!! (2021年2月28日 16時) (レス) id: 854f7b158c (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - ありがとうございます。ちゃんと妖怪として存在したんですね。てっきりオリジナルかと思ってました。ググればよかったですね(^^; (2021年2月28日 14時) (レス) id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
数学(プロフ) - shinox2さん» わわ!!読んで頂きありがとうございます!!コレは百々目鬼(どどめき)と読みます!!目がめっちゃついてる妖怪ですね!!ちゃんと読み仮名を付けていなくてすみません(汗) (2021年2月24日 22時) (レス) id: 854f7b158c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数学 | 作成日時:2020年12月26日 22時

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