【銀魂】もう少しだけ女扱いしてくれてもいいと思うのだが。

▽局中法度第四十四条 ページ12

▽



「もーーー、やだ………………」






私の部屋は始末書だらけ、






煉獄関に首突っ込んだのと関係のない善良な市民をやった罰、






あとうん百枚とある始末書、







始末書で紙ヒコーキを折っていると







ｺﾝｺﾝ、







ノックの音、







「どーーぞ、」





さっきザキがアンパンの差し入れに来てくれるって言ってたからザキかななんて思いながらドアの向こうの奴に言う、







「失礼します！！」




からから、とドアが開く






この声、






どこかで見た七三わけ、






「ご苦労様です、Aさんｯ！！！」








「神山………………」






最悪の奴がきたことだ、







「はい！Aさんの神山でございます！」




「いや、私のじゃねぇし、」







ほんと最悪、始末書書いているズタボロの体に神山はキツいよ、






「なんかようぅ〜………」






ズルズルと下に寝転がる







「はい！じつは土方副長がAさんを探してました！！」







敬礼をする神山







「ふーーーん、」







行きたくないな、なんて思っていると







「ん゛ｯ？！！！」







ふわりと、身体に浮遊感







「いまいかないと私が切腹されてしまいますゆえ少し失礼します！！！」








どうやら、神山に姫抱っこされているらしい、






「ちょ、自分でいけるから！降ろせ、降ろせってばかっ！！！」






「照れてるAさん、とっても美しいです！！！！」





鼻息の荒い神山







「照れてないから！！いやがってるから！！！」





ほんと勘弁してください、







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