第一ラウンド終了 ページ34
「…本気を出せよ。」
「もう十分本気だけど？」
これ以上とかねぇ…。絶対死ぬでしょ。
「お前は今まで一度も能力を使っていない。それのどこが本気なんだ。」
いらだっているような表情でリッパ―が言う。
そんなことを言いながらも攻撃の手を休めないのは結構鬼畜だと思う。
というか、ガチで殺しにかかってくるじゃん。
返事聞く気ある？
「いや〜、怪我人いたぶるような趣味ないし。」
「は？怪我をしているのはお前の方だろ。」
「今更ごまかさなくていいよ。代償でしょ？能力を使うたびに血の臭いが強くなる。」
「この状況でまで敵の心配か。随分余裕だな。」
代償に関しては言及なし、ね。
やっぱりそう簡単には話してくれないかぁ。
でも本気出せと言われても列車に被害出したくないんだよね。
何も積まれてないかもしれないけどもし積み荷があったらいやじゃん。
まあ、リッパ―が散々切りつけたりしてるから今更っちゃ今更だけど。
ガタン
今までで一番の揺れが私達を襲う。
流石に二度も同じミスはしない。
リッパ―はバランスを崩したらしくコンテナの端に掴まっている。
本当なら殺したくないんだけど…。
とはいえ、落ちかけても消えない闘志を無下にするわけにはいかない。
仕方が無いので掴まってる手を踏みつけ、蹴った。
「うおおおお…!!クソ犯罪者が…この程度でどうにかできると思うなよ…！」
まだ掴まってる…。
最後に捨て台詞を残し、どこかへ去って行った。
「もはや人間の動きじゃないな…。」
「それな。」
中々いないぞあんな人間。
「あと少しでしたのに…！」
「取り敢えず後を追おう。立て直されたらめんどくさい。」
「そうですわね…！」
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夜桜夢遊(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！これからも楽しんでください！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: 55ced09323 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 面白かったです！続き待ってます！更新頑張ってください！ (2020年7月19日 16時) (レス) id: da4fd86884 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ルナさん» 出来ました！タイトルはアルビノのエルフの少女は物凄く人見知りです。 (2020年6月14日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 良いですよ！私が更新して、貴方が更新しますよ。pasuはkaku1です。 (2020年6月14日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 星猫さん» 良いですよ!!ただ、合作は初めてなので色々と教えてもらうことになると思いますがそれでもいいならですけど。 (2020年6月14日 9時) (レス) id: 55ced09323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜夢遊 | 作成日時：2020年5月27日 19時
