白兎が1匹 ページ3
しのぶ目線
Aさんが亡くなって、数ヶ月が経った
彼女は、私の姉さんを上弦の鬼から救ってくれた人
それだけじゃない
ずっと私に寄り添ってくれた
私は彼女が大切だった……
大好きだった……
私は柱になる前に彼女の噂を聞いたことがあった
最年少で柱になったが、とても冷酷で残酷な人だと
でもそんなのは大きな間違いだと気付いた
きっと珍しい容姿のせいで、隊士達がそんな作り話を勝手に想像したのだろう
今でもあの噂を信じた私に呆れている
私も鬼殺隊でいる身として、死ぬ覚悟は出来ている
そして、大切な人が死ぬということもあるというと………
でも頭では理解していても心が追い付いていない
それほど彼女が私にとってとても大きな存在だった
鎹鴉「カァー!カァー!」
鎹鴉「因幡山ニテ鬼ガ多量ニ出現シテイル!!
被害拡大ノ恐レ有リ!タダチニ鬼ヲ討ツノダァー!!」
任務に行かなければ……
過去ばかりに浸っている訳にはいかない
他の方々も進み続けているのだから………
・
・
この時、私は知らなかった
この任務が私にとって………鬼殺隊にとって………
運命をも揺るがす、とても大きな出来事になるのだと
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楓(プロフ) - 天白 光さん» 応援ありがとうございます、とても嬉しいです!更新頑張ります!! (2021年10月24日 16時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
天白 光 - スゴイ面白かったです。応援しています。更新頑張ってください。 (2021年10月24日 16時) (レス) @page7 id: 47e0946df6 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 桜桜もっけさん» そう言ってもらえて、とても嬉しいです!!更新遅いかもしれませんが宜しくお願いします! (2021年10月18日 23時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
桜桜もっけ - すごいドタイプの話です! (2021年10月18日 23時) (レス) @page5 id: 312d61ae20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 | 作成日時:2021年10月15日 23時