お姫様から忍者へ【忍たま】 (ページ30)

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二十九話:触れさせない（過去編）ページ30

春彦Side(時は夜になり)

春彦「(今がチャンス！早く鈴を連れ出さなければっ…！)」

春彦「(鈴の居場所は侍女達から把握済みだ)」

城の二の丸へ向かう
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春彦「な、何故だっ…何故鈴が居ないっ…」

俺は鈴が居ないことに面食らっている

するとある人が姿を現す

侍女長「誰をお探しですか？春彦様」ﾆｺｯ

春彦「っ…お前、何故此処にいる…」

侍女長「ふふっ…掃除をしていましたので」ﾆｺｯ

春彦「こんな真夜中に掃除だと？…」

侍女長「真夜中に清掃をしては駄目でしょうか？」

春彦「い、いや、駄目とは言っていないではないか…！」

侍女長「それなら良かったです…でも何故そんなに焦っておられるのでしょうか？」ﾆｺｯ

侍女長はニコニコしながら質問を繰り返す

春彦「っ…」

侍女長「何故ですか？何故ですか？」

春彦「……」

侍女長「もしかしてまた姫s(侍女1「あの〜此処に誰かいますか〜」

春彦「逃げるが勝ちっ！」

侍女長「チッ、」

侍女1「あっ！侍女長様！何をしておらしゃるのですか？」

侍女長「掃除してまして、でももう終わりましたので一緒に部屋に戻りましょうか」ﾆｺｯ

侍女1「は、はい！(侍女長の様子が変だな)」

侍女長「ふふっ(絶対に姫様には、触れさせないわ…！)」

侍女長「絶対に」ﾎﾞｿ

侍女1「？？」

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