【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

71.大エースからエースへ ページ33

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表彰式を終え学校に戻った私たち



予定通りミーティングをして、後は選手たちの間で引き継ぎを行うのみ



私はその様子を少し離れたところで監督とコーチと共に見守っていた




新しい主将は賢二郎さんに
副主将は太一さんと湯野浜さんへと任される





添「_____じゃあ引き継ぎは以上で。あと何か……」



牛「いいか」



添「？おう」





色々話したあと仁さんが終えようとした時、若利さんが1歩前に出てきた。





牛「川西」



川「！？は、はい」





まさか自分が呼ばれると思っていなくて驚いている。





牛「天童なき後」



天「若利くんそれ死んだ時の言い方じゃない？」



牛「お前がブロックの要だ。もっと自信を持っていい。

それとサーブを強化しろ」



川「は、はい！」



牛「白布」



白「！はい」



牛「今後のチームの組み立てはお前にかかっている。
うちにの弱いスパイカーは居ない。きっちり生かしてやれ。

あとお前はもっと守備を磨け」



白「…はい！」





それから一人一人の課題を言っていく若利さん

若利さんが直接言うなんて珍しい。






牛「五色」



五「ハイ！」



牛「頼むぞ」




たった一言、若利さんから工へと託された言葉


その一言で工はボロボロと泣きながら返事をした。






やっぱり彼は涙腺が弱い





牛「____それとA」




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