【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

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影「ッシ！」





あのあと烏野は2番の爽やかさんを投入してツーセッターとなり
影山くんが上げるかと思ったトスは2番が上げ
影山くんは同時多発位置差(シンクロ)攻撃に参加

こっちのブロックは惑わされまたも同点になってしまった



やっぱり止めるのは難しいのか…。



鷲匠監督はというとあれからイラ立っております。


いつか血管プッチーンてなりそう……。

私、監督には長生きしてほしいヨ。






鷲「んがァ！小賢しいっ！孫の代になっても変わんねーな！」




『？？』




斉「ああ、烏野(むこう)は烏養先生のお孫さんでしたね」




『烏養…？』





生憎宮城の指導者事情は詳しくないためクエスチョンマークしか
浮かばない。





斉「烏野のコーチの人。前の監督が彼のおじいちゃんだったんだよ」




『へぇ、そうなんですね』





鷲「烏養…
昔から新しい事(・・・・)こそが強さだと思っているいけ好かねー男だ」





烏野がまだ【落ちた強豪】と言われていない時代に
何度かやり合っていたのかな。


かなり敵視している様子だ。

まあ敵チームを好き好む人なんてそうそういないだろうけど。






鷲「高校っつう毎年入れ替わるチームでやれることなんか限られる。

"良い素材"を良い形で磨くことが効率的な道だ」






シンプルに個々の高さやパワーを磨くか

常にチーム全体で新しいことを探し求め磨きあげていくか

チームのコンセプトは多種多様


だけど






『若利さんナイスキーです！』






今コートの中にいる白鳥沢(彼ら)が監督のおかげで
強者であることはたしか





どうやら今回はコンセプトの闘いになりそうだ



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