【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

65.雛烏の成長ぶり ページ16

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『獅音さんナイスキーー！！』



『覚さん今日のブロックも絶好調ですね！』







1回戦2回戦と2-0のストレートで勝利を収めた白鳥沢。


準決勝も難なく勝利をし残るは明日の決勝のみ。







決勝の相手は………








「影山ナイッサー！」






どうやらまだ試合中らしく決まってないみたい。





隣のコートでは青葉城西と烏野の試合が行われていて
今回もフルセットに持ち込んでいるようでどちらも一歩も譲らない。







烏野は全体的に攻撃力が上がったのもそうだけど、何より1年組の成長が著しい。



あの神業速攻の2人はもちろん、11番の長身メガネくんやピンサーの12番くんもプレーに対する意識がかなり変わった感じがする。







これは、かなり厄介な雛烏たちが孵ってたみたい。







五「Aー、そろそろ行くぞー…って何難しい顔してんだ？」



『ん？あぁ…ちょっとね』



五「？先輩たち2階席行ってるって。
まだ隣はやってるんだな。青葉城西と…とり、の…？」



『りょーかーい。とりのじゃなくてからすの、ね。
この間のIH予選で青城とフルセットまでいって負けたとこ』



五「へぇ。でも今回もきっと青城が来るだろ」




『さあ、どうだろうね。烏は群れを成したら怖いからね〜』




五「？」





烏野は影山くんの他にズバ抜けた選手はいないもののしっかりとチームとして成り立っていてチームプレーが多い。


現に今、森然の同時多発位置差(シンクロ)攻撃を自分たちのものにしている






一方の白鳥沢はチームというよりかは個々の能力を最大限に活かすようなプレーで烏野とは対象的。




もし仮に烏野が決勝に勝ち進んできたら、どんな試合になるんだろう。







天「工〜Aちゃんこっち〜」




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