29:賢者#1 ページ32
『さて、どうしようかな』
西宮を一時戦闘不能状態にさせ、私の第1ミッションはクリアされた
あとは皆のサポートだけど…
大丈夫そうかな、きっと
んじゃ、私は呪霊を倒しに行くか
解、そう言って空中に張っていた結界を解く
『よし、行くか』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「キェェァァァア」
『滅！』
よし、まずは1匹
蜘蛛のような低級呪霊を祓う
この調子で次も行くか
そう思い、木々の中を走る
その途中
ゾクッ…
急に悪寒が走った
なんだこの気持ち悪さ。
とりあえず誰かと合流するべきだろうか
近くに伏黒がいたはず。
そこに向かおうか
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ダッダッダッ
木々を抜け屋敷のような物が見えてきた
前方に人影を見た
あれは…
伏黒と狗巻先輩と、確か…加茂さんだっただろうか
門の方に走っていくみたいだ
ゾクッ
また来た。この悪寒
そこらの呪霊とはまるで訳が違う
あの門からか
！！
やばい、なにか来る…！
伏黒達の前に立ち、門の辺りを結界で囲む
『結っ！！』
バァァァァン！！！
だが、一瞬の隙で大きな結界を作ったので防御力は弱く直ぐに崩れてしまった
「！万年青、お前なんでここに」
『まぁ、なんとなく？この異例な事態だとね、誰かと合流するべきかと思って。さて、今の状況は？』
「あぁ、見ての通りだよ。木の幹みたいなのが襲ってきて、あとは帳が降ろされた。と、目の前に呪霊」
まぁ、そんなところか
「ツナマヨ」
狗巻先輩が手を電話の形にさせながらおにぎりの具を発する
先生に電話したらどうかと言っているようだ
「そうですね。五条先生に掛けてみましょう」
プルルルル…
コールが鳴る
バシン！！
伏黒のスマホが放り出される
「動くな！！」
すかさず狗巻先輩が呪言で呪霊の動きを止める
その隙にそれぞれが呪霊から距離をとる
「赤血操術、苅祓！！」
加茂さんのの術
バリバリ！！！
伏黒の式神、それに刀
『包囲、定礎、結、滅！！』
加えて私の結界術を使ったとしても呪霊は傷1つ付かなかった
これは、だいぶヤバいのでは…
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
2021/3/6
主の出身地を変えました
大阪→兵庫
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪 - 私も夢主ちゃんみたいな性格だし、兵庫県神戸市育ちだからなんか嬉しい。 (2022年2月11日 13時) (
レス) @page40 id: 9d5d3d6283 (このIDを非表示/違反報告)
文弥(プロフ) - 佐藤道子さん» ありがとうございます！！更新遅いですが頑張ります！ (2020年12月1日 22時) (レス) id: 1c595a9963 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤道子(プロフ) - 結界師！懐かしいですね、更新応援しております。 (2020年11月26日 21時) (レス) id: f994e64d37 (このIDを非表示/違反報告)
文弥(プロフ) - べにろうさん» ありがとうございます！！とっても嬉しいです！！ (2020年11月5日 17時) (レス) id: 1c595a9963 (このIDを非表示/違反報告)
べにろう(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！！ (2020年11月4日 22時) (レス) id: 027d82a925 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：文弥 | 作成日時：2020年11月2日 0時
