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「ほ、ほんとにいいんですか…?」
不安そうに問いかけてくる彼に私は1回頷いてにこりと笑ってみせた。
「流石にあんなとこに置いていけないしね。」
あ、狭いのは許してね、と付け足して鍵を開ける。
「…お邪魔します。」
律儀にそう言って彼は私の家に入った。
「あ、夕飯とかって…」
「ああ、もう食べました。」
ということはあとは寝るだけか。
「私はソファで寝るから。君は私のベッド使ってね。」
「ありがとうございます。あと、俺の名前亮って言うんで。好きなように呼んでください 」
1日だけなのに変なの、そう思ったが口には出さず、一言返事をして電気を消した。
行く宛はあるのかなんて少しの心配を抱きながら、私は目を閉じる。
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作者名:依 | 作成日時:2019年5月21日 22時