【文スト】宿題が終わらないので飛び降りたらトリップした。

番外編が終わらない　二時間目 ページ10

中也さんは僕より一つ年上らしく、中也先輩と呼ばせてもらう事にした。


靴箱で別れて僕は今、職員室に向かっている。


つい先程チャイムが鳴ったので、中也先輩が間に合ったか心配になる。


失礼しまーす。と気の抜けた声と共に職員室に入れば、恐らく担任であろう先生が迎えてくれる。


適当に話ながら歩いていれば教室が見えてくる。


担任と一緒に入れば、教室中から視線が突き刺さる、うぅいたいよー。


まぁ、その後は適当に自己紹介をして席に着いた。


隣の人は男子で、名前を中島敦と言うらしい。
本人の希望で、敦と呼ばせてもらっている。



前の席は芥川龍之介と言う人で、僕(やつがれ)が一人性なのは、とても印象的だ。シンプルに芥川で。


芥川の隣は樋口一葉ちゃん、芥川大好きの乙女だ。親しみを込めて樋口チャンと呼ばせてもらっている。


何と個性豊かなメンバーだろう。


と、最初の1.2週間は思っていたが。








結局


１ヶ月で馴染んだ何て、誰にもいえない。









そんなこんなで過ごして居れば、色々な人に巡り会うもので、今では中也先輩とは凄く仲好しで、中等部の鏡花チャンや、梶井クン、谷崎兄妹にも、好くして貰っている。


中也先輩とは最近スイパラに行った、男２人だと入りにくいと、思っていたのだが案外楽しく過ごす事ができ、僕の中での中也先輩の好感度はカンストした。


あ、つい一昨日知り合った太宰先輩も。


その先輩は大分変わっていて、初めて会ったのは屋上で、飛び降り自 殺の計画を立てていた所だったらしい。


最初こそは心配していたが、中也先輩による
解説のお陰で太宰先輩が如何に変人かを理解出来た。


詰まりは、そんな奴ほっとけ。だそうだ。


中也先輩と太宰先輩は仲が悪いらしい。(bye敦)







　





まぁ、後にあの時電車を止めたのが、太宰先輩と発覚するのは、また別の話。









学パロって、いいですよね。

今回はエピソードONE 位の短さでしたが、皆さんどうでしたか？


今後も更新頑張って行きますので、宜しくお願いします。

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