【文スト】宿題が終わらないので飛び降りたらトリップした。

28が終わらない ページ33

見知らぬ駅を出発してダラダラと歩き出したのが約40分前


歩くの面倒臭くなって休憩しようとカフェに入ったのが約25分前


其処で急に襲われ怠いって理由で捕まったのが10分前


5分程車に揺られて恐らく地下にゴーイングー


そして何か拘束椅子っぽいのに座りーの

足と腕固定されーの

あ、何か楽しくなってきたーの

目隠し布取られーの




「‥……。」


僕の目隠しを外したとされる目の前の男は酷く痩せこけている、序でに僕は此奴を知っている


貧血男…


「初めまして？







.









.









.









フョードル・ドストエフスキー‥…サン」


挨拶大事。
と、めったに思わない事をしてみた



【フョードル・ドストエフスキー】

能力名：「罪と罰」


ギルドの情報収集の際に序でに調べておいた事が役に立つとはね‥
地下組織《死の家の鼠》頭目として僕は此奴に目を付けていた。


探偵社やギルド、ポートマフィアにとっての脅威は外つ国で有ろうと根絶さなければ…と言うことだそうだ(森 曰わく)


「初めましてですよ。睡燐A…
お互い知ってはいたようですがね。」


にこやかに振る舞っているドストエフスキーの表情から心情は全く読めない…


先程からずっーーとニヤニヤしているのは何なのだろうか、何かムカつく…


「要件は？
手早く済ませて欲しいンだけど。」


僕は早く帰ってカメラ映像確認して、寝たい
能天気？人間の欲求でーす


「ではそうしましょう。
簡潔に云ってしまえば……勧誘です
スカウトしに来たのですよ、アナタを。」



”どうしてこのタイミングで？”

”アナタは今[夢野久作]と共にいる為に夢野久作の制御装置としての使命を果たす事になるかもしれない。
対組合戦が終わってからでは遅い可能性があるでしょう”

”なーるほどね、僕が死んでからじゃ
スカウト出来ない若しくは、し難いってか”



ぶっちゃけ悪い話ではない……


と普段の僕なら思ううだろうが生憎何故か今は微塵もそんな事を思えなかった。


コレは罠だと僕の第六感が言っている
恐らく勧誘と言っても使い勝手の良い犬に成り下がる事で有ろう


物凄く嫌な予感はコレだったか…


怠いとか言ってないで逃げれば良かった……
働け僕の危機察知能力！


さておふざけ此処までにしておこう、どうやって逃げようかなぁ‥
周りを流し目で観察しているとドストエフスキーは唐突に僕の顎に手を添える


必然的に合った目は何も映っていないようで
冷や汗が首に伝った

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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あずきいろ

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8

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