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15が終わらない ページ18

結局部屋に帰って来れたのは夜明け頃だった。


今回の任務は割と大きな組織潰しだったから構成員も多ければ異能者もいる


そして最大の理由は首領の命令だ。


それと言うのも所詮縛りと言うもの


「何時も通り宜しくね。
あ、今回は異能使っちゃいけないよ。首領命令だからね。」


と言う事らしいふざけんな。


そんなこんなで部屋に帰れば珍しく誰も居ない、ヤッタネ。


あー身体中返り血でベトベト。気持ち悪いー


何時もなら異能でパパッと殺して終わりなのだが、生憎今は異能縛り中、体術とナイフしか使えない。


という事で返り血で服も髪もナイフもベトベトなのだ、シャワー浴びたい。


つーか早くナイフキレイにしないと切れ味悪くなる。


シャワー室はゆったりとしたものなのだが、この血の量だと直ぐに匂いが充満する。
窓を開ければ、大分マシには成るが匂いは残る。


「之だから嫌なんだよ。異能を使えばすぐ終わるのに。」


本当に首領は何を考えているのか解らない、だからキライ。


子供のようだと思われるかも知れないが僕は自分が優位な立場で関われる人間としか関わりたくないんだよ。


理由はとっても簡単、面倒臭いからである。


そうしているうちに段々と血の匂いも薄れて行く、泡もピンク色に成らない。


シャワー室を出て身体の水滴を拭き取ると急な眠気に襲われた僕は、”ソレ”に何処か既視感を覚えた。






嗚呼、初めて人を殺した時もそうだった。


僕はきっと心の何処かで之まで”してしまった”事について【後悔しない事を】後悔しているんだろう。


俗に言う罪悪感と言うものだろうか


嗚呼、今日は本当に……




「最悪ー。」


こんな言葉が、最も適していると思った。


ダメだ、僕きっと疲れすぎて語彙力が乏しく成ってる。



「寝よ。」


バスローブのまま髪も乾かさずにベットに倒れ込む。


「おや……す、み」


誰も居ないと解っていても何となく言ってしまう、が直す気はない。


確か明日は昼頃からの任務だったはず、うん
今日は熟睡出来そうだ。


そうして僕は早朝5時頃の現在、深い眠りについた。









とある一室の話


「なぁ、知ってるかい?
世界は1つじゃあ、ないんだよ。
所詮平行世界という奴での、其処から極稀に別の平行世界に飛んでしまうんじゃよ。」


「何、信じれん?」


「まぁ、良い。
いきなりこんな事を言われて信用する者はそう居ない。



実際に経験した者以外な。」


(のぅ睡憐A)

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リリィ - 32が終わらないのページで中原が中畑になっていますよ!林檎飴さんの作品は面白いのばかりです!応援しています!頑張ってね! (2019年1月28日 22時) (レス) id: 5d07d85bff (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - モエモトさん» 多分あんスタのですよねwwご愛読ありがとうございます!続編、他編共々宜しくお願いします! (2017年5月4日 19時) (レス) id: 87903ff8ef (このIDを非表示/違反報告)
モエモト(プロフ) - ブルゾンの小ネタ見てたら広告がブルゾンだったwwこの作品面白いですね!応援してます頑張ってください!! (2017年5月4日 18時) (レス) id: ab853a1d39 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴 - 続編いっくよー!!!今まで応援して下さった皆様ありがとう!! (2017年4月23日 15時) (レス) id: 87903ff8ef (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴 - がっつりなBLってかいて平気なんでしょうかね…… (2017年3月5日 22時) (レス) id: ebd1f6000e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎飴 | 作成日時:2016年8月18日 20時

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