異形の好中球

肺炎球菌4 キラーT登場 ページ6

『よっしゃ､リンパ管着いた〜!!』

私は思いっきり伸びをしながら叫んだ｡
それが､良くなかった…｡

?｢その声…まさかお前､Aか?｣

『げげっ…そーいうアンタは…キラーT…』

そう､声をかけてきたのはご存知キラーT｡

キラー｢久し振りだってぇのにつれねぇじゃねぇかA｡何だ?反抗期か?｣

『アンタこそ､普段馴れ合いはやめろとか言う割に随分馴れ馴れしいじゃない?』

すると､背中をバンバンと叩かれる｡

キラーT｢たまにしか会えねぇんだからいいじゃねぇか〜｣

『いったいなあ!!加減しなさいよ!!』

キラーT｢おっと､悪ぃ悪ぃ｡｣

絶対思ってない｡絶対悪いって思ってない｡
筋肉やばいんだから力加減してくれないと｡

『あ､そうだキラーT!!この辺に赤血球の女の子来てない?』

何気なく尋ねたところ､返答が返ってきた｡

キラーT｢…あぁ､そういや来てたな!!肺に向かうって言ってたが…なぜリンパ管に…って言うかお前が他の血球のこと気にすんの珍しいな…｣

『迷子だ…絶対あの子迷子だ…!!
教えてくれて有難うキラーT!!
また暇だったら来るね!!』

キラーT｢おう､いつでも来い!｣


キラーTに別れを告げて､私はまた走り出した｡
でもあの子なら100％迷子になる｡
私は肺に直行せずに､腎臓へ走った｡

肺炎球菌5 腎臓→←肺炎球菌3 マクロファージ登場

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー敵キャラ

スギ花粉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す