ヒョクの心配事 side EH ページ36
最近の出来事。
まぁ、直接俺に関係があるかって言われたら…
ない。
でも心配性の俺は、心配事がたくさんなんだ。
GY「あれ？ヒョクオッパ、1人？」
EH「うん、今日は1人。」
GY「ドンヘオッパからメールきたから、オッパも来るのかと思ってた。」
EH「俺がドンヘに頼んだんだよ。」
GY「？？？でも今はお店もやってないのにどうしたの？」
今はおばさんの看病で、お店を1週間休んでる。
ご飯を食べに来たわけじゃない。
ガユンちゃんも、俺の心配事の１つ。だから話をしに来た。
きっとこの子は自分を責めてるから。
ドンヘとあんなに仲良しで、過去に故意じゃないにしろ、自分の行動でドンヘとAが別れる事になったんだ。
だから、今もずっとその事に関して謝り続けてる。
だから、今回も最悪のタイミングでこんな事になっちゃったから、また私のせいで…ってきっと思ってる。
EH「今日はオッパのお節介〜！」
GY「お節介⁉何それ〜！」
EH「ガユンちゃん、自分責めてるでしょ？」
GY「あっ……うん……だってそうなんだもん」
みるみるうちに涙が溢れ出した。
GY「Aさんとの仲を私の電話がダメにしたんだもん…また私がドンヘオッパの幸せを潰しちゃったの…」
EH「そう思ってると思った。でも、ガユンちゃんのせいじゃないよ？あれはドンヘが悪い。ちゃんとAに言葉で伝えなかったからだよ。Aも言えば分かる奴だよ。ガユンちゃんは大変な時だろ？だから気にしなくていいんだよ？」
GY「でもさ、オッパは前の事もAさんに言ってないでしょ？オッパはいいって言うけど…私がAさんの立場なら嫌だもん。それに今回の事もあって…ドンヘなんてもう信用できない！バカ！ってなるもん…」
EH「ハハっ、確かにそうだね。Aもそうなってると思うよ？」
GY「だよね…」
EH「でも、あいつらは大丈夫。側で見てきたから分かるよ。ムカつく位本当は仲良いから。」
GY「そうなの？…ちょっとだけ安心した。でもAさんへの申し訳ない気持ちは…一生消えないかも…」
EH「一生⁉大袈裟だな。そんなに気にする事ないよ、本当に。俺が言うのもなんだけどね。w」
GY「でも、身近にいる人に大丈夫って言われると、本当に安心できるっていうか、傷を拭ってもらえてるというか……傷って言ってもAさんのに比べたら…！」
EH「アハハっ、分かってるよ。」
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作者名：shino | 作成日時：2017年2月14日 11時
