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お誘い side KY ページ32

Aヌナをご飯に誘うために、撮影が終わり早めにシャワーを上がった。
急いで先ほどのスタジオに向かった。


スタジオの隅で片付けをしている後ろ姿に胸が暖かくなって足早にヌナに近づいた。

A「あっ、お疲れ様」

KY「ヌナ、お疲れ様」

Aヌナは、さっき俺が言った言葉のせいで、ずーっと気まずい雰囲気をバンバンに出している。
まぁ、俺のせいなんだけど…

KY「ヌナ、今日この後何してるの?」

A「この後?何にもないよ?」

KY「じゃあ、ご飯一緒に行こう」

A「……だめ。」

KY「なんで!」

A「私まだ仕事残ってるし…」

KY「待ってるよ、」

A「キュヒョンさん疲れてるでしょ?休んだ方がいいよ」

KY「大丈夫だよ、まだそんなに遅くないし、だからご飯行こうよ」

何度言っても首を縦に振らない。
2人はまずいとか、バレたらまずいとか、そんな事言って断ってきた。
この人、結構頑固だ。w
この状況を楽しむ俺も俺だな〜

なんて思ってたら、ドンヘヒョンが来た。

ドンヘヒョンはどこにいても、何をしててもAヌナに平気で甘える。俺にはできないその行動に若干イラっとしつつも、ドンヘヒョンが来たお陰で、ご飯に行ける事になった。


ドンヘヒョンとAヌナは連絡先を交換するし、俺はそのタイミングを逃すし…

はぁ〜…

2人にバレない位のため息をつき、ダイニングバーへ向かった。


送ってくれるマネヒョンの車にはウネコンビが乗っていた。ヒョクチェヒョンもいるんだね…w
Aヌナもその方が楽しめるかな?俺とドンヘヒョンの3人だったらきっと、気まずい雰囲気になるのは確実だからね。ドンヘヒョンを除いてはw


E「先に飲んでよ〜っと」

D「僕はコーラでいーよ」

KY「とりあえずビールください」

お店に着くと、適当に飲み物と料理を注文して、今日の撮影の話や、くだらない話、ウネコンビの絡みを目の前でただただ見せつけられた。

早くヌナ、来ないかな〜…

ビールを一気に飲み込んだ。

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作者名:shino | 作成日時:2016年11月22日 17時

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