探偵チームkz事件ノート〈旅行は知っている〉

＃２５ ページ27

若武side


俺は堂々と一位を勝ち取った！


得意げにアーヤと黒木が待つビーチへとUターンした。



後で上杉をからかってやろう
きっと悔しがるに違いないな


全員アーヤのもとへつき、自慢をしようとした時


彩「……若武、１位なんてすごいね！凄く早くて魅力的だったよ！」


………は？“魅力的だったよ”アーヤが俺の事を魅力的って…

黒「泳ぎ方も綺麗だったし、一位なのは目に見えてたね。若武先生はやっぱりなんでもできるんだな」


なんだ？黒木まで褒めやがって…


嬉しさを越して気味が悪くなってくるぞ？


他の奴らは驚いたように口を開けて啞然としていた。

いや、俺のほうがびっくりしてるんだが…


２人の顔はニコニコしていて、俺は少し恐怖を覚えた…。これ、どう対応したらいいのだろう

若「あ…、ありがとな！」

一様感謝しといたが、明らかにアーヤの行動が不自然だ…

上「お前ら、嘘ついて何してんだよ…」

若「は？」


後々2人で賭けをしていた事を教えてもらい、怒鳴ったが黒木は反省しているのかよくわからんかった。

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忍翼小『俺／僕達話の中で何も喋ってない…』

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